こちらのページではベトナム人女性と国際結婚をされた日本人男性である、のんすけ(古内 龍之介)様がこれからWWNで婚活をお考えの方へ、ご自身の経験経験を元にアドバイスやリアルな日常が伝わるコラムを書いてくださいました。
ぜひ、参考にして頂ければと思います。
のんすけ(古内 龍之介)さん
日本在住。ベトナム人女性との国際結婚5年目。
国際結婚での日々の出来事や有益な情報を発信されているブログやTwitterはフォロワー多数。
国際結婚の手続き、夫婦間の会話や語学に関する事など、とても役立つ情報が多くオススメです!
”ベトナム人女性”と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?
優しそう?小麦色の肌?アオザイを着たスタイルの良い女性?はたまたベトナム人女性ってどんな人達なのか全く想像もできない方もいらっしゃると思います。私も国際結婚前はベトナムがどこにあるかも分からない普通の20代の男性でした。そんな私が国際結婚をして5年目、交際歴は8年目となりました。今までの経験を振り返り、これからベトナム人女性との結婚を考えるあなたに向けて、言葉をお贈り致します。
ベトナム人女性と結婚して良かった事
1.とにかく旦那に尽くしてくれる
「結婚するならどんな女性と結婚したいですか?」
この質問をして、鬼嫁のような女性と結婚したいという男性はまずいないですよね。私の恋愛経験の中で、妻以上に私に尽くしてくれた女性はいませんでした。私が仕事の人間関係で悩んで、どうしても会社に行きたくない時期がありました。毎日、死にたいなと思いながら生活していました。そんな時、妻から言われた言葉は「行かなくていいし、辞めたければしばらくは私が稼ぐから大丈夫!」でした。こんなこと言ってくれる、日本人女性は何人いるでしょうか・・・?旦那に尽くす、家族第一優先で考えるベトナムの文化があるからこその優しさだと思います。
2.真面目&バリキャリ女性が多い
ベトナムでは約15年ほど前から、急激な経済成長を遂げています。その中でベトナムの女性たちは、昔から男性よりバリバリ働き子育てもしてきました。昨今では、経済的余裕がある家庭が増え、子を留学させる家庭も増えています。将来は、大企業でキャリアウーマンとして活躍したいと考え、幼少期から真面目に勉強に取り組み育つ女性が多いです。その結果として、首都ハノイやホーチミンではベトナム語+英語を話す若者も多くいます。私の妻も日本にある外資系企業で働いています。日常的に4ヶ国語を使い分けながら仕事をしています。これだけで日本人男性から見たら、エリートですよね。ベトナム人女性は本当に仕事に超がつくほど真面目です。人生のパートナーとして迎い入れても、全く問題ないと思います。むしろ自分が負けないように食らいついていくくらいの、勢いがないとすぐに負けてしまいそうです・・・笑
3.自分の意見を持っている
ベトナム人女性は、自分の意見を持っており、はっきり伝えてきます。もともとベトナムはYes/Noをはっきり伝える言葉の文化のための考え方です。日本女性のように”曖昧な”表現もしませんし、嫌いな相手は嫌いという反応を見せます。カップルの時期は、曖昧な表現でもいいと思うのですが、男性は結婚したらすぐに明確な回答がほしいと思いませんか?実は国際結婚後って問題だらけなんです。お金のこと、住む場所、働き方、家族との付き合い方、今まで住んでいた国が違うのですから話し合うことがたくさん必要です。そんなとき”曖昧な答え”はいりませんよね。ハッキリ自分がどうしたいのか、どう思うのか答えてくれるのがベトナム人女性の強さと魅力です。幸せな生活のために、どんどん意見をぶつけてみましょう。そのほうが、仮面日本人夫婦よりも幸せに生活できることは間違いないです。
ベトナム人女性と結婚して驚いた事
1.浮気にかなり敏感
先の例にも挙げたように、ベトナム人女性は思いやりがあって真面目で優しいイメージですが、一途な故に「浮気」にはかなり敏感になっています。ベトナム女性に浮気は絶対にNGです。嫉妬心がとても強く、女性と話しただけで「あの子に気があるの?」と言われることがあります。手を繋いだりそれ以上の関係になるのは絶対に避けてください。また、東南アジアの女性を下に見るような行為は絶対にNGです。どの国の女性にもプライドがありそういう目で見ていることは見抜かれます。夫婦関係になるのですからそういった考えは持たぬよう、ご注意ください。
2.父・母・祖母がベトナム人妻が大好き
私がベトナム人女性と結婚することを田舎に住んでいる両親に話したとき、かなり国際結婚を心配されました。田舎の一人息子が海外に行ってしまうのではないか、言葉や日本文化が通じない恐怖があり反対されたこともありました。親からしたら、平和に日本人と結婚するほうが安心ですよね。
でも私の両親の不安を払拭したのもベトナム人妻でした。妻はもともと人懐っこい性格で、誰とでも積極的にコミニュケーションを取ります。結婚直後の6ヶ月は私の実家で同居生活をしたこともあり、お互いの事を深く知る貴重な機会となりました。今は両親と離れて暮らしていますが、両親も祖母も電話するときは僕ではなく妻に掛け、トゥイちゃん!トゥイちゃん!と言っており、特に父親は実の娘のように妻にメロメロです。
3.妻ではなく、妻の家族との人間関係に悩むこともあるかも?
国際結婚後はパートナーだけでなく双方の家族とも深い付き合いが始まります。私たちは結婚後、神奈川県に住んでおり、妻の兄も東京に住んでいます。居住地が近いためよく家族交流を行うことがあります。一緒に遊びに行ったり、誕生日会をすると聞くと聞こえはいいですが、「文化の差での問題」があります。
日本人が誰かと出かけたりする場合、どのように予定を立てるでしょうか。遅くとも3日前くらいに連絡を入れますよね。ベトナムの場合は、平気で前日の夜や今から行くから準備よろしく!ということもあります。度合いは家族によると思いますが、日本人の感覚からするとイライラすると思うので、このような文化の違いがあることも心に留めておいてください。
ベトナム人の妻との生活で気を付けている事
1.自分の友人には極力会わせる
ベトナムの文化で彼氏の友人関係に彼女は深く関わり合います。彼女ができれば友達に紹介し一緒に遊ぶ機会も多くあります。そのため彼女/妻と行動を共にする時間は、日本人夫婦よりも必然的に多くなる傾向にあります。週末も出かける場合は、2人でデートとなるので極力一人で買い物を済ませるようなことは避けましょう。妻から「なんで1人で出かけるの?」と何度か怒られた経験もあります・・・。
日本で生活するのであれば、パートナーが信頼できる相手はあなただけという場合もあります。海外で友達を作るってなかなか難しいことです。そのため、パートナーが日本の生活に馴染むまでは、最優先に考えラブラブな時間を過ごしてあげてください。
2.言葉が通じないことでイライラしない
外国人と交際や国際結婚するに当たり、1番の大きな壁が「言葉の壁」になります。私たち夫婦の場合は、妻が日本語能力検定N1を持っていることもあり日本語での会話がメインとなります。じゃあ言葉の壁って無いんじゃない?と思ってしまいますが、聞き直しや何回言われてもお互い理解できないと、2人でイライラすることもよくあります。解決方法として、私たち夫婦は英語で説明することにしています。というのが、私がベトナム語がとても下手なので英語を使う方が伝わりやすいという理由です。簡単な単語でも言いたいことのニュアンスを伝えることができるので真似してみてください。
3. 5年先の計画をイメージする
外国人との国際結婚の場合、日本人同士の結婚よりも多くの可能性が広がります。例えばベトナム移住、生まれてくる子供はハーフで日本語とベトナム語のバイリンガルになる可能性が高いこと、ベトナムでの金融投資にも妻名義であれば簡単に実行することができます。多くの選択肢がある中で、自分たちがどのように生活していくか常に考える必要があります。実際に私たち夫婦も、結婚当初にベトナムで定期預金口座での資産運用を始めています。今では日本人は簡単に口座が作れないので国際結婚の恩恵を受けることが可能です。このように先を見据えながら、人生のプランニングをすることで可能性を最大限に活かしながら、最高の人生を歩む事ができます。最愛のパートナーと幸せな人生を作る準備をしていきましょう!